トレーラーの仕事はどんなもの?
トレーラーは牽引貨物自動車とも呼ばれており、建築資材やコンテナなど重量の大きな荷物をメインに運搬しています。積載した荷物を目的地まで運ぶという点ではトラック運転手の仕事と同じですが、トレーラー部分を外したトラクタと呼ばれる運転席部分のみで運転したり、大きな荷物を運搬したりすることから高い運転技術が求められる職業といえるでしょう。また、深夜や長時間の運転が必要になることもあり、決められた時間までに安全に荷物を届けることが求められています。
トレーラー運転手の必要スキルとは?
トレーラー運転手として活躍するには、まず大型1種免許の資格を所持する必要があります。これは最大積載量が6.5トン以上の車を運転する際に必要な免許で、取得するには満21歳以上という年齢制限や取得条件および視力や聴力などの身体条件が発生するため確認が必要です。また、荷台と運転席部分が分かれるトレーラーで750キログラムを超える貨物をけん引する場合は、けん引免許が必要になります。けん引免許を取得する際は、年齢制限と身体条件があります。
これらの2つの免許とあわせて所持していると仕事の幅が広がる資格として、フォークリフト免許や危険物取扱者の資格があげられます。フォークリフト免許は荷物の積み下ろし作業がある場合に、危険物取扱者の資格を所持していると灯油やガソリンなど燃料輸送の仕事を行うことが可能です。求人を行っている会社によっては免許の取得支援を行っている場合もあり、入社してから大型1種免許やけん引免許の取得が可能な場合もあるため上手に活用すると良いでしょう。
トレーラーの求人は常に行われており、募集している会社は見つけやすいでしょう。但し働く前に、事故があった時に会社が全面的に補償してくれるのかそうでないかなど、様々な条件を確認しておくことが重要です。